リンパ液の流れが滞るとどうなる?②

リンパ液の流れが滞るとどうなる?

【疲れがとれなくなる】


疲労とは、

①神経や筋肉をよく使ったけっか、一時的にその機能が低下した状態。

②消費されるエネルギーの量に比べて、代謝によってつくられるエネルギーの摂取量が追いついていない状態。


肉体労働、頭脳労働、精神的活動を行うと、エネルギーを消費していきます。

すると、代謝によるエネルギー補給が間に合っていない間にだんだん身体の機能が低下し、倦怠感を覚えるようになります。

疲労した状態となり、時間経過とともに疲労感が増してきます。

身体が疲れてくると、血液循環が悪くなり、体内を循環する血液の流量が減り、毛細血管で漏れ出す血漿の量も減っていきます。

つまり、組織の隙間にしみこんでくる組織液の量が減るということ。


組織液の量が減ると必然的に毛細リンパ管で吸収する量も減り、リンパ液が減った状態になります。

その結果リンパの流れも悪くなってしまいます。

 ➡️ ➡️ ➡️ ➡️

⬆️        ⬇️

⬆️     身体が疲れる

⬆️        ⬇️ 

⬆️   血液の循環が悪くなる

⬆️        ⬇️

⬆️   毛細血管で漏れ出す血漿の量が減る

⬆️        ⬇️

⬆️   リンパ液が減る 

⬆️        ⬇️

⬆️   リンパの流れが悪くなる

⬆️        ⬇️

 ⬅️ ⬅️ ⬅️ ⬅️