①体内の異物、老廃物が出ていく 人間の体の中では、常に「代謝」が起こっています。 食べ物によって獲得した「栄養分」や呼吸によって吸収した「酸素」は血液によって全身の細胞に運ばれます。 栄養分と酸素をもらった細胞はそこでエネルギーを発生します。...
年齢を重ねていくほど、リンパ管の網の目がまばらになりリンパ液の流れは悪くなるよう。 個人差はあるにしてもリンパ管のネットワークがまばらになっていく、盛んにリンパ液は流れなくなっていくということ。 リンパ管だけではなく血管も老化していきます。 また新陳代謝が衰え、肥満になりやすく皮下脂肪が増えていくことも。...
リンパ液の流れが滞るとどうなる? 【疲れがとれなくなる】 疲労とは、 ①神経や筋肉をよく使ったけっか、一時的にその機能が低下した状態。 ②消費されるエネルギーの量に比べて、代謝によってつくられるエネルギーの摂取量が追いついていない状態。 肉体労働、頭脳労働、精神的活動を行うと、エネルギーを消費していきます。...
リンパ液の流れが滞ると【身体がむくむ】 リンパ液が流れにくいということは、リンパ管の中でリンパ液が長く留まっているということ。 その状態では毛細リンパ管が組織液を吸収しようとしてもなかなか吸収できなくなります。 リンパ管には弁があるので、リンパ液が逆流することはありません。...
浅リンパ管と深リンパ管とでは通っている場所や管の太さこそ違うものの、リンパ液を流すという機能に関しては特に差はない。 リンパ管は皮膚の近いところにも体の内部の深いところにも走っています。 皮膚の少し下を通る「集合リンパ管」を「浅リンパ管」といい、集合リンパ管が集まった「リンパ本幹」を「深リンパ管」と呼ぶことがあります。...
昨日は ①余分な組織液を吸収、運搬する。 本日は ②老廃物や脂肪などを運搬する。 古い細胞や残骸や代謝産物などいわゆる「老廃物」を回収して運ぶのもリンパ系の大事な働きです。 血液でも老廃物は運ばれますが、リンパ液の中にも老廃物は含まれていて、リンパ管を通って運搬されていきます。...
リンパ系の主な働き ①余分な組織液を吸収、運搬する ②老廃物や脂肪などを運搬する ③病原菌を撃退、処理する 本日は①組織液を吸収、運搬する 動脈側の毛細血管から静脈側の毛細血管に血液が移動する際、約10%の血漿が組織の隙間に漏れて出てしまいます。...
2023/02/18
リンパ液は、毛細リンパ管から流れがスタートし全身から集められて静脈に注ぎこんでいます。つまり一方通行です。 まず毛細血管のところで、血漿と呼ばれる血液の成分が漏れ出てきます。 漏れた水分は組織のすき間に溜まり、組織液と呼ばれる状態になります。 この組織液が溜まり続けないように、毛細リンパ管が吸収しリンパ液として運搬してくれるわけです。...
リンパ管の発達、分布が悪い (生まれつきリンパ管の機能が低下している、がん治療を受けたあと、加齢、肥満、冷え、同じ姿勢を長時間続けている) ⬇️ リンパ液が流れにくくなる ⬇️ むくみやすくなる (リンパ浮腫になりやすくなる) 💁むくみのセルフチェック 顔や腕、手、指、脚などを5〜6秒自分で押してみる。...
デボン紀には一部の生物が陸にあがり、両生類へと進化していきました。 陸に上がると全身の皮膚が空気に触れ、太陽にさらされて、体内の水分が外に出ていってしまいます。 さらに心臓から送り出された血液も、毛細血管を通るとき、水分が少し血管の外に漏れ出てしまいます。...