浅リンパ管と深リンパ管とでは通っている場所や管の太さこそ違うものの、リンパ液を流すという機能に関しては特に差はない。
リンパ管は皮膚の近いところにも体の内部の深いところにも走っています。
皮膚の少し下を通る「集合リンパ管」を「浅リンパ管」といい、集合リンパ管が集まった「リンパ本幹」を「深リンパ管」と呼ぶことがあります。
皮膚の表面に近いリンパ管の特徴のひとつとして皮膚の老化と密接な関係があります。
紫外線をずっと浴び続けていると、高齢になるにつれて皮膚が厚くなったり、表皮が浮腫を起こしたりすることがあります。いわゆる「光老化」
これは紫外線によって皮膚が炎症を起こし、表皮のすぐ下の真皮にある血管やリンパ管が拡張してリンパ管の吸収能力が低下したことが原因と考えられています。