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リンパ系の働き①

リンパ系の主な働き

①余分な組織液を吸収、運搬する

②老廃物や脂肪などを運搬する

③病原菌を撃退、処理する



本日は①組織液を吸収、運搬する

動脈側の毛細血管から静脈側の毛細血管に血液が移動する際、約10%の血漿が組織の隙間に漏れて出てしまいます。


もし回収されずに身体のある部分で組織の隙間に溜まり続けるとパンパンに膨れ上がってしまいます。その状態を「むくみ」といいます。

腕に組織液が溜まると腕が太くなり、脚に組織液が溜まると脚が太くなります。



それでは困るので

リンパ系の第1の働きとして組織の隙間に溜まった組織液をリンパ管の始まりの部分である毛細リンパ管(起始リンパ管)が吸収し、これを運び出しているわけです。

静脈をサポートするような形で漏れて溜まった組織液を「排水、排導」していることになります。(最終的には静脈へと戻されます)